ソフトバンクモバイル考察 その2「ゴールドプラン」

詳しい記事はコチラITmedia +D Mobile)
昨日は新スーパーボーナスについて触れましたが、今日は「ゴールドプラン」についてでございます。
10月23日の発表で、通話もメール(当時はSMSのみ)が0円というまさに予想外な料金プランが発表されました。
でも、やっぱり気をつけなければいけない点がいくつか。まず、通話とメールが0円なのはソフトバンク同士間のみ。他社携帯や固定電話にかけるときにはドコモやauよりも確実に高い料金になっております。
また、ソフトバンク間の無料通話も、21時から24時台のトラフィックの多い時間帯に限っては月200分という制限があります。
そして26日だか27日だかは覚えてませんが、発表時はSMS、また電話番号でのS!メールのみだったのが、@x.vodafone.ne.jpや@softbank.ne.jpへのMMSも0円にする・・・と変わったのです。
で、気になる月額料金ですが、9,600円(税込)だったかな?バカ高いですね。これでソフトバンク間無料って言ったってひどい仕打ちですが・・・「ソフトバンク大創業祭キャンペーン」とかで、11年目以降の割引額70%が契約当初から適用され、実質2,880円(税込)で「ゴールドプラン」に加入できる、といった感じ。
ただ、「ゴールドプラン」に加入するには「新スーパーボーナス」に加入することが条件であり、これを組み合わせたのが、いわゆる「予想外割」なのです。
ここで、昨日の記事に少し誤りが・・・。「新スーパーボーナス」に加入すると全機種頭金0円と言う風に書きましたが、実際は端末価格10,500円引きでした。
だけども、結局のところ、全機種頭金0円で端末を手に入れるためには「新スーパーボーナス」への加入が必要・・・。どうなっているのだろうか?w
あと気をつける点としては、普通の料金プランにはある程度の無料通信料が設けられていますが、「ゴールドプラン」には一切ございません。つまり他社ケータイに通話やメールをする機会が多い人にとって、このプランに入るのは無謀です。
家族全員で加入、恋人同士で加入ならいいんですが、むしろ恋人同士だと、ボーダフォン時代からある「LOVE定額」があるわけで・・・。無理やり「ゴールドプラン」に入る必要はないわけですな。
しかし、0円で端末を入手できるし、ソフトバンク同士であればほとんど無料で使用できます。まぁ、知り合いにソフトバンクユーザーが多ければそれに越したことはありません。
さて、ここで話題を変えますが、果たして「ゴールドプラン」に入れば事が足りるのか?っていうことです。
Yahoo!ケータイを利用するには「S!ベーシックパック」に加入が必要だし、さらに「パケットし放題」にも加入しないとダメ。なおかつ「スーパー安心パック(?)」とか「スーパー便利パック(?)」にも加入しなければいけない。つまり、最低でも約5,000円以上は嫌でも請求書に書かれているわけです。
さらに、他社ケータイに対しては無料通信分はなく通話料も割高になっているので、ダイレクトに請求書に反映されるわけですから、本当に周りがソフトバンクユーザーにならないと「ゴールドプラン」は意味を成さないのかもしれません。
0円で輝く「ゴールドプラン」。このゴールドが果たしてメッキなのかどうかは、使ってみたユーザー等を意見が一番わかりやすいだろうと思う。
さて、次回は「ブループランオレンジプラン」について。果たしてD社とa社と比べての安さは本物か?面倒くさいですが解剖していこうと思いますw
余談ですが、昨日はソフトバンクのシステムがダウンしたみたいですな^^;。やはり0円というのは顧客には魅力的に見えるみたいですが・・・。しかも週末ということもありますし、家族連れなどがこの発表を機に一気に契約って感じでしょうか。昨日は昼ごろには受付を停止したみたいで、ソフトバンク人気の波が来るか?とも思っておりますが、果たして。数字が出てないのでなんともいえませんけどね。