Rd.16 ベルギーGP

今GPは決勝前の雨で路面はウェット。ポイントはレース後の天候とタイヤ選択になりそうです。
スタート直後、BARの2台がスタートダッシュで良い位置につけたのですが、フィジケラのクラッシュ時のセーフティーカー導入、その後すぐのラップで琢磨はM.シューマッハに1コーナーで追突して両者リタイア。シートを降りたシューマッハはシートに座ったままの琢磨に対して何か言った後、ヘルメットを軽く叩きました。
レースはライコネンが優勝。アロンソのチャンピオン決定を防ぎました・・・が、そのアロンソは2位。差は2ポイントしか縮まりませんでした。3位はバトン。バトンはよく頑張りましたね。さすがです。
さて、琢磨とシューマッハのクラッシュは思わぬ波紋を呼ぶ形になりました。まずは琢磨に対して、「次戦ブラジルGPの予選10番グリッド降格」処分。
気になる部分は、琢磨の走り方。ミハエルは「ハラキリ行為」と激しく批判。SC後のラップだからあそこまで攻める必要はないだろう、と激怒。
対する琢磨は、「ミハエルが早い段階でブレーキを踏んだので、自分のブレーキがロックしてどうしようもなかった」ということ。
琢磨の走りはアグレッシブというかなんというか^^;、結構激しい走りをして、挙句の果てにクラッシュでリタイアすることから、周りでは「ハラキリ行為」と呼ばれているようです。
しかし、ミハエルのヘルメットを叩いた行為は、レッドカードだ、と批判する声もある。
僕としての意見ですが、どっちもどっち。琢磨の走りはわかっていたことですし、ミハエルもそういう行為がわかっているなら回避方法だってたくさんあったはずです。ミハエルはウェットコンディションが得意なんだから、ちょこっと琢磨を先に行かせておいて、エンジン・ブレーキがあったまったら余裕で抜き返せばいいじゃないですか。ま、そんなことが容易にできるとは思いませんけどね・・・orz。
琢磨は琢磨で、もうちょっと余裕を持った走りをしないといけませんね。セーフティーカー導入後すぐのラップだったということもありますし、もうちょっと周りを見ないといけない・・・っていうのもありますし・・・って言ってたらキリがないので、この辺でストップ。
変わらない事は、ミハエルも、琢磨も、ポイントが欲しかったこと。二人の気持ちはある意味同じでしたが、残念な結果に終わってしまいました。次戦のブラジルはどうなるのか、楽しみですね。